アジア ~ Asia ~
Myanmar / ミャンマー🇲🇲
【多民族国家】
海外研修にてミャンマーを訪れました。ミャンマーには大きくわけて8つの民族、少数民族を合わせると135の民族がいると言われています。ちなみに首長族もその内の一部族です。通貨の名前はチャットといい、両替所でクシャっと湿った紙幣に交換してもらったのを覚えています笑。現地で上下水道の開発に携わるお客様が言っていたことは、「ミャンマーの人々のデートスポットは寺だよ」とのこと。素朴なお国柄でなぜか居心地がよく感じました。
【身を清めると…】
ガンジス川はインドの人々にとって神聖な川であり、沐浴(身体を清める)をはじめ、洗濯・火葬した骨を流す・死者の遺品を流すなど、死生観は全てガンジス川に集約するような存在となっていました。早朝、ガンジス川に沐浴をしようと決め、恐る恐る頭まで沈めてみることに、トロッとした水質と足場のヌメリ感に恐怖しながらクロールして来ました。体を拭きホテルに戻る途中、少しずつ謎の痒みが…私欲が取り除かれたのか、ただただ水負けしたのかわかりませんが、貴重な体験となりました。
【小籠包やタピオカなど】
これまで数回訪れましたが、やはり食文化が好きです。小籠包を食べた時の肉汁と同時に広がる幸福感。ストローを通り口内に飛び込んでくるタピオカたち。日本で流行っててくれて有難うございます。日本人にも人気があり旅行先として気軽に行ける場所です。台湾には国際的な事情があり国旗がありません。それは国連(国際連合総会)が、1971年に中国(中華人民共和国)を正式な国として認める決議をして同時に台湾が国連と国連機関から脱退したからです。なのでメディアや航空会社、オリンピック時も表記を中華台湾としている現状ですが、大人の事情はさておき、食は人を幸福にしてくれます。
【密集するアパートメント】
香港は、東京都とほぼ同じくらいの国土でとても地価が高くて有名です。その為、上に上にと建物も伸びていき、ペンシルビルのようなビルが点在していました。写真のこの場所はそれを象徴するようなアパートで今も住人さん達がいます。香港に住む美容師の先輩は「香港の治安はとても良いよ。ただ地価は高い、東京が安く感じる」と言っていました。確かにアジアの金融ハブ拠点として上位に入る香港はこれからますますバブリーになっていく予兆があります。
【美容の日中交流】
香港でお世話になった先輩と日帰りで中国広州にセミナーしに言った時の写真です。一つ驚いたことがあります。それは中国の美容師さん達のリッチさ。セミナー会場までBMWやベンツなどの高級車で現れては、真剣に技術を見て勉強しているギャップに内心「どゆことっ?」と思いながらも先生として技術の落とし込みをさせて頂きました。この講習をするきっかけは、香港で船通勤をしている何とも変わった先輩からのお声掛けから始まり、ご縁とタイミングの大切さを改めて感じました。
【渋滞と勢い】
ジャカルタという都市の人口密集度は世界2位で基本的に道路も渋滞してます。スクーターも車道を溢れ歩道を走り、歩行者が気を使っている程です笑。言い換えれば、これが「勢い」でもあります。ちなみに東京周辺の人口密集度が世界1位ということも知り、驚きました。成熟している国と、成長している国の違いは「環境整備」かもしれません。勢いに整備が追いついていかない。ジャカルタもニョキニョキと大きな建物を建設している風景が見られます。しかし、一歩離れると舗装されていない道、穴の空いている歩道があります。良くも悪くも「勢い」を感じます。
【家族を支える】
8日間、英語のレッスンに参加しました。先生と話す中でお給料の話になりました。先生1「私は給料の半分を両親に渡してます」先生2「私の友達は全部渡してるよ。すごいと思う」自立するまで育ててもらった恩返しで両親に仕送りをするそうです。私にしてみればどちらも凄いですが。。。このような支え合う風習が一家族単位であるので、両親は安心して子供を産めるようです。家族を大切にする精神が根付いておりました。利他の心を見習います。写真はバロックという負荷途中の卵料理と売り子さん
【カジノ研修】
というのは冗談ですが、1万円は泡のように消えました。。。上司、同僚と四人で滞在しシンガポールに研修で行きました。日本でもカジノをするしないの議論がされていますが、僕的にはぜひ入れたほうが良いと思っています。ギャンブルをする訳ではないのですが、国策の一つになると感じるからです。と思うようになったのもマリーナベイサンズというホテルにはカジノがあり、一日約6億円(2015年)を売上げていました。ホテル収益の約6倍です。ホテルやプールはオマケのように感じてしまいます。
【見せないおしゃれ】
マレーシアは人口約3100万人の6割ほどがイスラム教徒で多くの女性が頭にストールを巻いていました。イスラム教の言葉でヒジャブ(=覆う物)と呼ぶそうです。タクシーに乗った際も女性の運転手はヒジャブをしていました。最近は原宿でも旅行者でチラホラと見かけるようになりましたが、世界中には約16億人いるそうです。イスラムの宗教観では、髪の毛・顏・肌は美しいもので、基本的に夫と父親以外には見せないそうです。(※ただ今は個人差がある)ヒジャブは12才頃からを被り始めるそうですが、髪型は自由です。宗教上見せてなくても女性のおしゃれしたい気持ちは変わりません。
【美について考える】
〝美〟という言葉は、とても抽象度が高いと改めて感じます。そして前向きな意味が含まれていて大好きです(美徳、美意識、美味しいなど)。〝美〟とは衣食住の次に来る別の要素だと思っていましたが、どうやら違いました。一定の水準を超えた領域を指す場合に使う言葉だと感じるようになりました。決して経済的に豊かだから得やすいモノだけでなく、考え方や生き方が前向きで周りに良い影響を与える事なども含めて〝美〟と定義できると思います。例えば、外見(体型、髪、肌、洋服、メイク、表情)内面(思考、健康、食事、運動)所作(立ち振舞、姿勢、言葉)その他(アート、デザイン、建造物、自然、ストーリー)などです。〝美〟には、自信がついたり、人を惹き付けたり、仲良くなったり、感動させたりとポジティブな要素がたくさん詰まっていました。僕の場合は、美容師(ヘアデザイン)という分野で関わりを持ち、喜んでもらえるように〝美〟に多く触れ過ごしていきたいと思います。
【奇怪遺産】
誰が、何のために?と思ってしまうのですが、実在するんですね、奇怪なオブジェ。ここはベトナムのホーチミンから40分ほど離れた場所にあるテーマパークで、プールやワニ園や写真のような奇怪な飾りが数多くあります。子供はここへ来て何を感じるのか?疑問に残るところです。
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