南米 ~south america~
🇦🇷 Buenos Aires / アルゼンチン
【南米のパリ】
この愛称で呼ばれるブエノスアイレスのボカ地区、街を歩くと聴こえてくるタンゴのリズムや日中からワインを呑み楽しむ人々にはラテンアメリカを象徴するような風景がありました。他にも美観地区のようなレコレータ墓地、世界で2番目に美しい本屋さんなど、イタリア、スペイン人が渡来し街が築き上げられた名残が沢山ありました。ここって南米なの?とふと思ってしまうほど。イタリア系アルゼンチン人など混血が多く、白人や黒人と多種多様な雰囲気がありました。
🇺🇾 Colonia del Sacramento / ウルグアイ
【フェリーで国境を越える】
アルゼンチンからフェリーで70分ほど進むと、ウルグアイの世界遺産コロニア・デル・サクラメントがあります。1680年にポルトガルによって築かれた古都で海に面してゆったりとした時間が過ごせる場所です。「世界一貧しい大統領」として日本でも有名になったホセ・ムヒカ前大統領の国連でのスピーチは心打たれます。人が生きていく上での本当の豊かさとは何か?このまま国が発展していくと地球環境はどうなるのか?という内心、人々が内心では気付き始めている事柄を公の場で語ってくれた人です。私自身深く考えさせられました。
YouTube >> 国連でのスピーチ & インタビュー特番
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🇨🇱 Santiago / チリ
【アパート暮らし】
治安は南米でも一番良いと言われるチリの首都サンティアゴではアパートをレンタルし滞在しました。一泊4500円で2LDKと広く逆に落ち付かなかったのを覚えています。サンティアゴはアンデス山脈など山々に囲まれた盆地にあり、新市街と旧市街のコントラストがはっきり分かれていました。
🇵🇪 Machu picchu / ペルー
【古代インカの空中都市】
1911年に発見されたマチュピチュには謎が多くミステリーハンターとしての血が騒ぎます。一つ10トンもの石をどこから持ってきているのか?水路が張り巡らされているが、水源はどこにあるのか?発見時には誰一人いなかったことなど。失われた都市としてロマンティックが詰まった場所でした。マチュピチュまでの道のりは遠く、飛行機→バス→列車→バスと標高2400メートルのかなり秘境の地にあります。ピラミッドやモアイ像のようにワクワクが止まりません。
🇧🇴 Uyuni / ボリビア
【ウユニ塩湖】
標高3700mと富士山の頂上と同じ高さにウユニ塩湖はあります。大きさも四国の3分の2程と壮大です。そんな巨大な鏡は地層の隆起により海水がそのまま持ち上げられ、強烈な日光により水分が干上がり塩の厚さ12mにもなるそうです。そして平坦な地形の上に雨季の水が張ることで誕生したそうです。何万年もの時をかけ自然が作り出すアートの中で、私は高山病と闘っていました笑。
🇵🇾 Asunción / パラグアイ
【南米のおへそ】
パラグアイ川を横目にタクシーでホテルへ向かうことに、ロビーでチェックインをしている時に60歳近い日本人のおじ様が話しかけてきました。「アスンシオン観光ですか、珍しいですね、ここは何もないですよ笑」その方は、日本の会社に勤めていて南米に家電製品を輸出する仕事をされている方で頻繁にパラグアイに長期滞在されているとのこと。炎天下の中、マテ茶を片手に街を歩いてみての感想は確かに何もない。「でしょ〜何もなかったでしょ笑」一緒に夕食を食べる席でニヤリと微笑んでいました。そんなパラグアイは戦後日本からの移民7千人ほどいるそうで、大豆農業など国をあげての経済技術協力が積極的に行われており、親日国として有り難く感じました。何もない、ただそれが良いのかもしれません。
🇲🇽 Mexico City / メキシコ
【8年ぶりの再会】
タコス、ハバネロ、テキーラなどメキシコの食文化は日本にも多く輸出されています。そんなメキシコに移住し子育てまでしている強い母が、それは私の小学校の同級生の女の子。その旦那さんも日本の方で、地元の先輩。ということでメキシコでプチ同窓会のような再会をさせて頂きました。旦那さんはメキシコで鍼灸師さんとして日系人や現地の方達に施術をしているそうで、この二人の思い切りというか決断力に刺激を貰えました。
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