アメリカ ~USA~
Manhattan / マンハッタン
【熱量の使い方が最先端】
地価も物価も高いのに国内外問わず人が集まってくる場所。そんなマンハッタンの人々は、常に最先端の刺激を受けながら、世界規模のプロジェクトに熱量を使っている人が多い様に感じます。有名な名所も数多くあり〝ヒト・モノ・コト〟とあらゆる側面で刺激があります。まるで街全体が互いに切磋琢磨を繰り返すグループダイナミクスが起きているようで、エキサイティングと言われる理由だと感じます。日々それだけの熱量を放出するには高カロリーな食べ物(ハンバーガー、ステーキ)が必需品なのかもしれません。
【人種のサラダボウルも国境を越えると思う】
日本では感じにくい多民族社会がありました。黒人の多いハーレム地区、チャイナタウン、リトルイタリーと生活拠点が分かれていますが、会社単位で見ても色々な人種の方と働いているのだと思います。同様にセントラルパークで見かけた保育園児たちも白人、黒人、アジア人と仲良くお絵かきしていました。人種や国境を越える変化こそが、グローバルなのかもしれません。渦中にいると変化に気付きにくいですが、これだけ情報の移動が瞬時に行われる現代なので、人や物の移動もスムーズになっていきます。今にヘアサロンでも外国籍の仲間と一緒に働いていると思います。
【黒人宅にホームステイ】
マンハッタンの宿泊費はとても高いので、エアbnbという民泊サービスを使いました。セントラルパークの上にあるハーレム地区という黒人街。最初はとても緊張しましたが、気さくなお母さんとロナウジーニョとロナウドのような息子さん2人が迎えてくれて一週間ほど滞在しました。その週が丁度お母さんの誕生日だったらしく、息子からの大きな花束とケーキを嬉しそうに自慢していました。ホテル滞在では味わえない生活感があり良い体験となりました。
【カット500ドルの日本人アーティスト】
ニューヨークドライカットと言われる技術があります。髪の毛をヘアアイロンやブローで伸ばし、1センチ四方の毛束の収まり方を見ながら丁寧にカットする技術です。緻密に計算されたカット技法で、日本でも有名なEIJIさんのカット料金は約500ドル。本場ニューヨークのセレブを相手に活躍されるプロフェッショナルを間近で勉強させていただきました。
Grand Canyon / アリゾナ州
【地球の割れ目】
アリゾナ州にあるグランドキャニオン国立公園。その長さはケタ違いで東京から京都を結ぶ約440kmです。約7000万年前の隆起とコロラド川による侵食作用で今の姿があり、地層の変化も肉眼で見ることができます。〝これが地球のありのままの姿かぁ〟と目一杯に感じれます。僕たちは時間を年月や月日の単位で区切りますが、地球規模となると誕生が46億年前(4600000000年前)です。人類によるテクノロジーの発展がいささか早すぎるのではないかと思ってもしまいます。
Las Vegas / ネバタ州
【アメリカン・ドリーム】
エッフェル塔、ピラミッド、自由の女神など世界各地をテーマにしたホテル群が立ち並ぶラスベガス。水着姿でカジノを行き交う観光客を見ていると、まるで〝大人のテーマパーク〟です。子供→ディズニー、大人→ディズニーシー、ドリーマー→ラスベガスと一攫千金を夢見るドリーマーも集まるのだと思います。
San Francisco / カリフォルニア州
【決断スピード100倍の差】
Apple・Intel・Google・Yahoo・Facebook・Twitterなどサンフランシスコに世界を股にかけるIT企業の本社が集まっています。(AMAZONはシアトルなので西海岸北部にGAFA本社がある)。少なからずサービスを利用している消費者としての疑問が…なぜ？こんなにも巨大企業が生み出されるのだろう？調べてみると潤沢な資金力は言うまでもなく決断スピードにその差を感じました。午前中、いくつものアイデアが出され採用された内容は午後にはプロジェクトチームと予算が組まれ取り掛かる。社内外問わず、可能性あるものは傘下にする。など、今世界で一番スケールとスピード感のある循環がある一方で、ゆったりと海沿いの自然にも恵まれている環境とのギャップが柔軟でクリエイティブなサービスを生むのではないかと思いました。
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